アメリカという甘美な幻想

南カリフォルニアはオレンジ郡に住むオヤジです。妻共々サラリーマンでしたが、2012年10月に移住してきました。個人輸入代行やコンサルタントを生業にした後、2016年からは会社員に。移住する遥か前から積み重ねてきた様々な「アメリカ体験」も含めて文章に残すためにこのブログを書いていますが、会社員復帰以降は忙しすぎて更新は稀に。自由の国、アメリカを含めた全体主義への流れ。これを絶対に食い止めましょう!

ロサンゼルス・ギャラクシー

日常の一コマ ‐ サッカー(MLS)を観た(2)

昨日の日曜、またもアメリカのプロサッカーリーグのロサンゼルス・ギャラクシー対シアトル・サウンダースの試合を観に妻とスタジアム(LAの近郊のCarsonにあるStubhub=スタブハブ)まで行き、地元の2-1の勝利となる試合を堪能してきた。

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ギャラクシーは先々週シアトルと地元で戦って1-0で勝利し、先週はアウェイでシアトルと戦い、2-1で敗れたものの敵地で得点をあげたことでルール上西地区の代表となっていて、昨日の東地区の代表であるニューイングランド・レボリューションとの戦いこそ、まさに全米1位を決める戦いだった。

先々週チケットは85ドルだったが、今回は同じ席が250ドルになっていて、とても財政上ナマ観戦はできずTVで観るつもりだった。が、妻の職場の方が球団に何らかのコネがある方らしく、チケットをおごってくださった。場所は芝生席で、観戦する環境としてはよくないが、それでも買えば1枚100ドル。本当にありがたく観させてもらった。

結果、延長30分を含む120分の死闘を2-1で制し、ロサンゼルス・ギャラクシーがアメリカのチャンピオンとなった。

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優勝セレモニー

ところで、少しずつギャラクシーを「おらがチーム」と思い始めた僕にとって勝利は大事なことではあるが、やはりアメリカで妙に心にしみるのは国家斉唱である。勿論生粋の日本人の僕に「星条旗よ永遠なれ」はなんの縁(ゆかり)もない。しかし、白人・黒人・ヒスパニック・アジアンが脱帽し、胸に手を当て国家を口ずさむ様は圧倒されずにはいられない。一つの国に肌の色を越えて多くの民族が集まり、理念、法律、慣習などを共有して生きることが出来るというのは「人間なればこそ」、だ。

ところでサポーターや応援方法などについて気付いた点があるのでいくつか挙げてみたい。

1)得点時
点が入ると、選手名のうちファーストネームを場内放送が言い、観客が苗字を言う。場内放送が観客の協力に対し「サンキュー!」というと、観客が「ウェルカム!(どういたしまして)」と言う。世界各国でこうなのかは知らないが、なにしろこれは微笑ましい。

2)敵チームサポータへの態度
敵のサポーターは遠路はるばる乗り込んできているわけだが、例えば「シアトルサウンダーズ チャッチャッチャチャチャ」のような応援のチャチャチャ部分にギャラクシーのサポータは「sucks(くそったれ)」のような合いの手を入れる。たぶんギャラクシーのサポーターが敵地に行けば同じ目に合うのだとは思うが、日本でもこんな感じなのだろうか。

3)片づけない
自分の飲み食いしたもののゴミを近くのくず入れまで持っていく人は50%くらいだろうか。なのでビールの缶やらピスタチオの殻やらがまき散らされている。日本人であれ何人であれこれは褒められたものではないはずだが。。。

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応援する人々の足元のビール缶。試合終了後当然に放置される。

ということで、西海岸南部は11月下旬から雨季に入り、一旦天気がぐずつくと回復するまで3,4日かかる感じになっており今回天気はどうなるか危ぶまれたが、結局30℃に近い暑さの中、白熱のサッカーゲームを満喫できた。

日常の一コマ - サッカー(MLS)を観た

おとといの日曜、本当に久しぶりに休日に休日らしいことをした。アメリカのプロサッカーリーグのロサンゼルス・ギャラクシー対シアトル・サウンダースの試合を観にスタジアム(LAの近郊のCarsonにあるStubhub=スタブハブ)まで行き、地元の1-0の勝利となる試合を堪能してきた次第。


言いだしっぺは数か月前まではサッカーなど全然興味がなかった妻で、7月にギャラクシーの試合に知人に連れていかれて観、いやいやだったはずが見事にハマったらしく、日本の国際試合以外まずサッカーなど観ない僕を熱心に誘うので行った次第。

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 開始前のスタジアム

 

今回の試合はレギュラーシーズン終了後に行う「MLSカップ」という、野球でいうと日本シリーズに出る2チームを最終的に決める戦いで、LAとシアトルの勝者がアメリカの西ディビジョンの代表になるとのこと。今回は2試合シリーズの1試合目でLAが先勝したが、西地区の代表が決まるのは次の敵地での戦い如何による。レギュラーシーズンではシアトルが1位だったので、決してLAにとって楽な試合ではないとのこと。

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試合開始

で、初めて行った感想だが、それなりに生で観る試合は面白かったし、サッカー場の雰囲気も非常によかった。日本のサッカー場も同じような雰囲気が楽しめるのかは行ったことがないのでわからないが、試合の内容以外の要素、例えば南カリフォルニアの青空、高いがうまいビール(コロナ=13ドル!)、貧相だが高く、但しそれなりにうまいホットドッグ(=4.45ドル)、試合を楽しんでいる人々、綺麗で機能的なスタジアムの作りなど、また来たいと思わせる要素はそれなりにあった。

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