昨日の日曜、またもアメリカのプロサッカーリーグのロサンゼルス・ギャラクシー対シアトル・サウンダースの試合を観に妻とスタジアム(LAの近郊のCarsonにあるStubhub=スタブハブ)まで行き、地元の2-1の勝利となる試合を堪能してきた。
ギャラクシーは先々週シアトルと地元で戦って1-0で勝利し、先週はアウェイでシアトルと戦い、2-1で敗れたものの敵地で得点をあげたことでルール上西地区の代表となっていて、昨日の東地区の代表であるニューイングランド・レボリューションとの戦いこそ、まさに全米1位を決める戦いだった。
先々週チケットは85ドルだったが、今回は同じ席が250ドルになっていて、とても財政上ナマ観戦はできずTVで観るつもりだった。が、妻の職場の方が球団に何らかのコネがある方らしく、チケットをおごってくださった。場所は芝生席で、観戦する環境としてはよくないが、それでも買えば1枚100ドル。本当にありがたく観させてもらった。
結果、延長30分を含む120分の死闘を2-1で制し、ロサンゼルス・ギャラクシーがアメリカのチャンピオンとなった。
ところで、少しずつギャラクシーを「おらがチーム」と思い始めた僕にとって勝利は大事なことではあるが、やはりアメリカで妙に心にしみるのは国家斉唱である。勿論生粋の日本人の僕に「星条旗よ永遠なれ」はなんの縁(ゆかり)もない。しかし、白人・黒人・ヒスパニック・アジアンが脱帽し、胸に手を当て国家を口ずさむ様は圧倒されずにはいられない。一つの国に肌の色を越えて多くの民族が集まり、理念、法律、慣習などを共有して生きることが出来るというのは「人間なればこそ」、だ。
ところでサポーターや応援方法などについて気付いた点があるのでいくつか挙げてみたい。
1)得点時
点が入ると、選手名のうちファーストネームを場内放送が言い、観客が苗字を言う。場内放送が観客の協力に対し「サンキュー!」というと、観客が「ウェルカム!(どういたしまして)」と言う。世界各国でこうなのかは知らないが、なにしろこれは微笑ましい。
2)敵チームサポータへの態度
敵のサポーターは遠路はるばる乗り込んできているわけだが、例えば「シアトルサウンダーズ チャッチャッチャチャチャ」のような応援のチャチャチャ部分にギャラクシーのサポータは「sucks(くそったれ)」のような合いの手を入れる。たぶんギャラクシーのサポーターが敵地に行けば同じ目に合うのだとは思うが、日本でもこんな感じなのだろうか。
3)片づけない
自分の飲み食いしたもののゴミを近くのくず入れまで持っていく人は50%くらいだろうか。なのでビールの缶やらピスタチオの殻やらがまき散らされている。日本人であれ何人であれこれは褒められたものではないはずだが。。。
ということで、西海岸南部は11月下旬から雨季に入り、一旦天気がぐずつくと回復するまで3,4日かかる感じになっており今回天気はどうなるか危ぶまれたが、結局30℃に近い暑さの中、白熱のサッカーゲームを満喫できた。
ギャラクシーは先々週シアトルと地元で戦って1-0で勝利し、先週はアウェイでシアトルと戦い、2-1で敗れたものの敵地で得点をあげたことでルール上西地区の代表となっていて、昨日の東地区の代表であるニューイングランド・レボリューションとの戦いこそ、まさに全米1位を決める戦いだった。
先々週チケットは85ドルだったが、今回は同じ席が250ドルになっていて、とても財政上ナマ観戦はできずTVで観るつもりだった。が、妻の職場の方が球団に何らかのコネがある方らしく、チケットをおごってくださった。場所は芝生席で、観戦する環境としてはよくないが、それでも買えば1枚100ドル。本当にありがたく観させてもらった。
結果、延長30分を含む120分の死闘を2-1で制し、ロサンゼルス・ギャラクシーがアメリカのチャンピオンとなった。
優勝セレモニー
ところで、少しずつギャラクシーを「おらがチーム」と思い始めた僕にとって勝利は大事なことではあるが、やはりアメリカで妙に心にしみるのは国家斉唱である。勿論生粋の日本人の僕に「星条旗よ永遠なれ」はなんの縁(ゆかり)もない。しかし、白人・黒人・ヒスパニック・アジアンが脱帽し、胸に手を当て国家を口ずさむ様は圧倒されずにはいられない。一つの国に肌の色を越えて多くの民族が集まり、理念、法律、慣習などを共有して生きることが出来るというのは「人間なればこそ」、だ。
ところでサポーターや応援方法などについて気付いた点があるのでいくつか挙げてみたい。
1)得点時
点が入ると、選手名のうちファーストネームを場内放送が言い、観客が苗字を言う。場内放送が観客の協力に対し「サンキュー!」というと、観客が「ウェルカム!(どういたしまして)」と言う。世界各国でこうなのかは知らないが、なにしろこれは微笑ましい。
2)敵チームサポータへの態度
敵のサポーターは遠路はるばる乗り込んできているわけだが、例えば「シアトルサウンダーズ チャッチャッチャチャチャ」のような応援のチャチャチャ部分にギャラクシーのサポータは「sucks(くそったれ)」のような合いの手を入れる。たぶんギャラクシーのサポーターが敵地に行けば同じ目に合うのだとは思うが、日本でもこんな感じなのだろうか。
3)片づけない
自分の飲み食いしたもののゴミを近くのくず入れまで持っていく人は50%くらいだろうか。なのでビールの缶やらピスタチオの殻やらがまき散らされている。日本人であれ何人であれこれは褒められたものではないはずだが。。。
応援する人々の足元のビール缶。試合終了後当然に放置される。
ということで、西海岸南部は11月下旬から雨季に入り、一旦天気がぐずつくと回復するまで3,4日かかる感じになっており今回天気はどうなるか危ぶまれたが、結局30℃に近い暑さの中、白熱のサッカーゲームを満喫できた。