アメリカという甘美な幻想

南カリフォルニアはオレンジ郡に住むオヤジです。妻共々サラリーマンでしたが、2012年10月に移住してきました。個人輸入代行やコンサルタントを生業にした後、2016年からは会社員に。移住する遥か前から積み重ねてきた様々な「アメリカ体験」も含めて文章に残すためにこのブログを書いていますが、会社員復帰以降は忙しすぎて更新は稀に。自由の国、アメリカを含めた全体主義への流れ。これを絶対に食い止めましょう!

センチュリーシティ

2000年、またまたロサンゼルスのみ

2000年9月、1998年に続きまたもロサンゼルスだけを見る旅にしました。この時、私はとっくに音楽を廃業し、経産省系の特殊法人で外国人研究者採用事業のスタッフをしていました。既に勤務開始から6か月が経過して有休が取れたのですが、そう長くは取れないし、何しろ西海岸の空気が気に入っていましたのでロサンゼルスにしました。

2000年当時の我ら夫婦のブームはアメリカのTVドラマ「Beverly Hills 90210」でした。この番組にハマるうち、ケリーやドナが住む(設定の)ビーチハウスが実在するのでそこに行って見ようと思っており、実際にこの旅では「90210」のロケ地を巡ってみました(それ以外はとにかく歩いてました)。

00LA
左はケリーが何かの理由でこもったホテル、下はケリーとドナのビーチハウス

ロケ地巡りにはバスやタクシーではなく、旅行会社の現地観光案内の車をチャーターしました。お名前を失念しましたがドライバーは沖縄出身の方で、カセットテープにシチュエーションに合わせた曲を入れて適宜流したり、芝居がかった口上で場所の説明をしたりとなかなか楽しい人でした。

このドライバーさんと話すうち、日本人がアメリカで暮らすために、こういう職業もあるんだなぁ、と思いました。それまではアメリカで暮らすことなど想像したこともなかったので。そして自動車で移動する自由さと快適さがはっきりわかりました。「機」は熟しました。

一応旅程等。

期間

2000923日~930日(68日)

エアライン

恐らくシンガポール

ホテル

ソフィテルとセンチュリープラザ

目的

Beverly Hills 90210」のロケ地をめぐる。あとはひたすら歩いて街の匂いを嗅ぐ。

1998年、ロサンゼルスをテクテク歩いてみた

1995年の「6泊8日3都市周遊」の旅が明らかに詰め込み過ぎと思い、1998年はロサンゼルスを歩き、バスで移動するという旅にする予定を組みました。私はこの年、例の大御所シンガーの事務所を離れ、より大きな音楽事務所「S」に作詞作曲家として専属していたのですが、プロデュースまでやらせてくれるという「零細事務所の社長・I」に説得され、そこに移籍する話がまとまっていました。

しかし、この社長を普通に信じて「S」を辞め、いつから活動するのかI社長に問い合わせたら、なんと「すまん、この話はご破算にしてほしい・・・」。この時私は34歳、これまで築いてきた様々な関係を整理しながらこの社長に音楽人生をかけた結果がこれでした。そしてこの時、アメリカ旅行まではあと1週間。人生最大級のピンチでしたが「糞野郎に騙されたからアメリカに行かないとか、それはむしろあり得ない」と思い、行きました。

旅行の内容

期間

1998926日~103日(68日)

エアライン

シンガポール航空エコノミー

ホテル

シェラトンアナハイム(9/2628

センチュリープラザ(9/2810/2
現ハイアットリージェンシーセンチュリープラザ)

目的(地)

ディズニーランド、ユニバーサルスタジオなどで遊びつつ、徒歩とバスで観光地以外のロサンゼルスやその周辺を見てみる


98La
左から98年当時のユニバーサルスタジオ、ディズニーランド、ビバリーヒルズ

以上の通り、まあLAのお約束のアトラクションに行ったほか、ビバリーヒルズやUCLAなどにはセンチュリーシティのホテルから徒歩で行きましたし、サンタモニカにはBig Blue Busで行きました。バスを乗り間違えてかなり治安の悪そうな場所に迷い込んだりもしましたが、住宅地を歩くのは
現地の生の匂いが嗅げたようでとても興味深かったです。殊に、芝生がきちんとトリムされた家々はやはり東京の住宅地と比べて豊かさや余裕を感じました。

1995年に「すげー!」と感動した「あの砂漠」はどこにもありませんが、1週間LAに滞在して西海岸の気候が非常に気に入り、砂漠を訪れるという発想はまだこの時は湧かず、「また次もLAにしよう」とカミさんと誓い合ったのでした。

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