アメリカという甘美な幻想

南カリフォルニアはオレンジ郡に住むオヤジです。妻共々サラリーマンでしたが、2011年にグリーンカードが当たり、アメリカへの憧れに抗しきれずに2012年10月に移住してきました。個人輸入代行やコンサルタントを生業にした後、2016年からは会社員(人事、法務など)に。移住する遥か前から積み重ねてきた様々な「アメリカ体験」も含めて文章に残すためにこのブログを書いていますが、会社員復帰以降は忙しすぎて更新は稀に。。。面目ない。

カリフォルニア

アメリカはダメダメ

結構久しぶりですね。お陰様でこのご時世でもなお忙しいのと、コロナのおかげで楽しみが限定されて書くことがなくなってきたのと、コロナに対するアメリカの対応に呆れはてていて書く気にならなかったんですよね。

僕の住むオレンジ郡ではここ1ヶ月で感染者一日あたり100~200人台だったのが、1000人台になりましたよ。バーとかレストランとかの店舗営業を始めたら、案の定ですよ。僕は店舗営業それ自体はそこまで悪いとは思ってませんけど、「この人達はルールは無視してはめはずすんだろうなぁ」とは予想してました。

実際、カウンターに互いに肩が触れ合う距離で10人以上並んでるレストランとか、路上で接吻を交わすヤングたちとか、プールサイドで音楽かけて談笑する紳士淑女とか、緊張感がまるでない光景をどんだけ目撃したことか。そしてトランプというマスクをかけないことに命を賭ける稀代の大統領のおかげもあって今やアメリカは、カリフォルニアは、最悪の時を迎えております。

カリフォルニア一州で一日9500人の新規感染者が発生。オレンジカウンティーでは1000人越え。ロサンゼルス郡は海岸を使用禁止にしました。オレンジ郡ではレストランの店舗は再度使用不可にし、店の外に椅子とテーブルを出す方式のみ許可しています。どんどん規制をもとに戻しています。

なんでこう辛抱できないかねぇ。「憲法に保障された人権によりぃー、我々はー、誰にも束縛されることなくー、マスクの強要もされずー」とか口角泡飛ばして話してる人を見てゲンナリしながら毎日「自分だけは警戒を怠らんもんね」と自戒する日々です。

報道されない「アメリカの局所的事実」

お久しぶり。自宅勤務が続く中、おかげさまで仕事がどんどん忙しくなりブログから遠ざかっていた。日本も心配していた感染爆発は起きず、まだ当分影響は続くんだろうけど僕はもう心配していない。なぜなら、日本で感染爆発が起きていないだけでなく、僕の周りの在米日本人で感染者はゼロ。100人中ゼロだからだ。

人づてに聞いた例も2件しかない。リトル東京のおじいさんとアリゾナのサラリーマンの事例だ。この圧倒的な我軍の状況から、日本人は遺伝子、BCG、納豆摂取などで体質的優位性を勝ち得、靴を脱ぐ、握手・ハグをしないなどの文化や生活習慣の点で感染機会が低いという俗論は有効ではないかと密かに思っている(あくまで密かにだが)。

さて。アメリカでは「警官の黒人殺し」という聞くのも飽きた事件がミネソタでまたまた起こり、激烈な抗議活動と便乗略奪行為が各地で発生し、それはロサンゼルスやロングビーチなど南カリフォルニアにも飛び火し、いまだ沈静化していない。

日本に住む親もニュースを聞いて大変だろうと心配している。それはそうだろう。日本の比ではないコロナ感染状況に加え、今度は暴動なのだから。そこで、ここまでの「僕の身近での事実」を書いてみよう(なお「黒人差別」に関しては「誰に対しても人種差別はいけない」というあたり前のこと本エントリーでは書くにとどめる)。

僕の家からダウンタウンロサンゼルスまで100Km、ロングビーチまで60Kmくらいだ。オレンジカウンティーではコスタメサで抗議活動があったようだが、そこまでは25Kmくらいである。なので、ここで起きたことは実感できるかと言うと、実は出来ない。在宅勤務で自宅周辺でしか活動しないためもあってか、そのような情報はすべてニュースの中の出来事になってしまっているのだ。

このブログでかなり昔にも書いたことだが、僕の住む場所は非常に治安がよい。人々は見るからに温厚で大人しそうで、実際そのような抗議行動とは無縁の地だ。昨日の土曜日、僕は妻と週末の買い出しに出かけたわけだが、コミュニティー内のプールには複数の世帯がいて、音楽をかけ、ノリノリでパーティーをしていた。

これまではソーシャルディスタンシングしながらジョッギングや散歩しかできない、という状況だったはずが、レストランの店舗内営業が再開された5月下旬からは、複数の世帯が同時にプールで泳ぎ、飲み、歌い、踊るというヌルい場面を見るのが増えてきた。実際、散歩するたびにわかるのは、他者とのソーシャルディスタンシングの距離がどんどん縮まっていることだ。一昨日などは高校生カップルが公園の中で5秒位のキスをしてから各自の家に帰るシーンも見た。

可愛い白いワンピの女の子とスケボーを脇に抱えた男の子。うむ。なんとも微笑ましい...わけがない。憂慮しかない。よって、僕は今も全く警戒を緩めていない。実際彼らのような行動で感染が増加するだろうという予感しかない。

確かに僕の住む街は安全だ。この街を含む南オレンジカウンティーには、抗議や暴動を起こす理由がない人たちがとても多い。アメリカの中でも法や秩序を守る人が多い地域でもある。だからこそ、これまでアメリカの都市圏の中ではオレンジカウンティーは感染率が低かったし、南オレンジカウンティーはさらに優等生だった。しかし「あと一歩」を我慢できない人が増えてきてしまった。過半数は今でも気をつけている。でも、自粛を我慢できない「ヌル組」が日一日と増えている。

今アメリカは暴力とコロナで滅茶苦茶だと思うだろうが、そしてそれはマスコミの報道内容からある程度当然なのだが、このような笑えない光景を含むヌルい日常も実在するのだ、という話。

追伸

と書いてから数時間経っているが、記事を書いたあとしばらくして買い物に出かけ、ついでに近くのビーチ(Laguna Beach)に行ってみた(というか近くを通ってみた)。海に沿って走る州道1号線は物凄い渋滞で、他州ナンバーの車もかなりいた。並走して走る車に高校生が4人いて、おそらくほぼ初めて車で出かける興奮から、自分の横に並ぶ車の登場者に誰彼なく話しかけていた。僕も話しかけられ、会話の中で彼らが高校生だと知った。おそらく彼らは今「無敵」状態だ。

ビーチはすごい人混み。レストランはカウンターまでぎっしり客が入っていた。ソーシャルディスタンシングはどこに行ったのだろう。そんな状態にしておく店は勿論だが、客はそれでいいのか?赤の他人が近くで楽しげに大声で話しているぞ?間違いなく唾が飛んでるぞ?なんで平気なんだ?

ではまた。

コロナ疲れ

ふう、休憩。
なんか色々疲れてきましたね。この状況が続くことを考えるのも疲れるし、政治家とか行政の対応の遅さとかセンスの無さとかもうデフォルト状態なので語るに値しない感じになってきたし。アンチマラリア薬がいいとかアビガンがいいとかって話もいつまでもたっても確定情報にはならないし、だったらもう何かに期待するんじゃなくてこれまで通りの生活を淡々と送るワ、って感じになってきた。明鏡止水の心境。

そうそう。「日本の甘い対応」をアメリカとか状況が芳しくない国の人々から指摘されて、「アメリカなんて世界最悪のくせに説教たれてんじゃね―よ」とか反応してる人がそれなりにいるみたいだけど、しかも海外在住の日本人がそれを言うことに異常に反発する人がいるんだけど、「アメリカみたいにならないでね、故郷のみんな」という意図が汲めない精神構造にげんなりします。はい、おせっかいでした~。

それにしても、日本は甘々なのに健闘してるのか、甘々だから一応感染者数が増えているのか、わかりませんね。未だに満員電車で移動していることを考えると、感染者数や死者数が今の状態で済むはずがないって思うんだけど、実際には今の状態なわけで。BCG接種、マスク文化、手洗い文化、靴を履いて家に入らない文化など、色々仮説が入り乱れているけどどうなんでしょうね。いずれにせよ、甘々な行動規制を肯定したり甘受したりする理由にはならないと思うけど。

最後に、僕の地域の様子をお伝えしましょう。以下は僕の住む街が属するオレンジカウンティー(OC)の情報サイトです。



今日現在OCは累積感染者数1376名、死者22名。感染者の死亡率は1.6%。2446名の感染者に53名の死者が出た東京の2.2%よりはマシな状態。ただしOCと人口が同じ程度(約350万)の静岡が48人しか感染例がないので、その意味では比較にならないほどダメ。

OCのここ5日間の感染者の推移は83、50、7、21、87で一進一退。これだけソーシャルディスタンシングが徹底されているのになぜ今日一気に87名の感染者が出たのか謎でしかない。7人になったときは期待したのにその後の増加で「ああ」となり、今日の87名で萎えた。では明鏡止水の心境に戻ります。

「コロナの現実」の地域ごとの違い

Covid-19の罹患者数や罹患者の特徴は地域ごとに全然違います。人口の多さや密集度からニューヨークやロサンゼルスが罹患者が多いというのはわかるでしょうけれど、今ルイジアナ(ニューオリンズ)とミシガン(デトロイト)がホットスポットになってしまっています。

ニューヨークはいまだにひどい状況ですが、感染者数がFlatteningしている(=グラフが平になってきている)ようです。僕の住む街はロサンゼルスから100km圏内ですが、街の様子はロサンゼルスとは全然違って見えると思います。僕が住む街だけを切り取れば、人々は緑の中、思い思いに散歩し、ジョギングし、バイクに乗っていて、その光景はいたって平和そうに見えるはずです。

それでも、誰もがソーシャルディスタンシングを粛々と守っているので、人々が親しげに並んで歩くシーンや集合するシーンなどは一部の例外を除き見なくなりました。ここで言う例外とは家族(同一世帯)のことです。家族だけが互いに1.8m以内に入ってもいいのです。

そういえば、ロサンゼルス郡はたしか10人以上の集会を禁じるという命令になっていましたが、私のいるオレンジ郡は人数に関係なく集まってはだめです。1.8メートルの「見えないバリア」を破って集会することは家族を除き誰にも出来ないというのが原則なのです。また、ロサンゼルス郡はマスク着用を義務化しましたがオレンジ郡は「奨励」にとどまっています。郡によりまちまちですね。

散歩に出かけて他人とすれ違うとき、今は殆どの人が互いに大きく距離を空けます。相手が先に道を譲ってくれたときは、それへの感謝を示すべく笑顔で挨拶を交わすことが多いです。が、先週中年のおばさまに眉をひそめられ、息を止めるような素振りをされつつ、道を譲ったというより「避けられた」ことがありましたっけ。あれは単純な防衛本能からか、それとも人種差別的な意味が含まれていたのか、僕には判定できませんでした。

とにかく、同じアメリカでも、同じ州でも、郡や市が違えばコロナを巡る状況も本当に違うわけですが、一体アメリカ各州はどうなっているのか単純に知りたいと数日前に思い、CDCのウェブサイトから各州のウェブサイトに飛んで感染状況を確認したのです。

そしてたまたま、本当にたまたま、ルイジアナが悲惨だというニュースに意識を向ける前にルイジアナのウェブサイトに行きました。ルイジアナのサイトは、少なくともカリフォルニアと違い、罹患者の人種別割合を載せていました。そしてそれを見て驚きました。



下は、上のサイトから今日(西海岸時間4月10日正午現在)のデータをキャプチャしたものです。

Louisiana20200410

どうですか。まずは黒人の割合の多さに驚きませんか?ちなみに南部ルイジアナ州といえど、人口比は白人の方が全然上です(白人2、黒人1くらい)。

そして上記画像の右側は罹患者の既往症データですが、高い順にHypertention(高血圧)、Diabetes(糖尿病)、Chronic Kidney Disease(慢性腎臓疾患)、Obesity(肥満)、Cardiac Disease(心臓病)です。多くの人がこうした病気を複数持っているので、合計はゆうに100%を超えます。

そしていま現在の罹患数や罹患率はこう。

        総罹患者 / 死者 / 人口 / 対人口罹患率
ルイジアナ  :19253  / 755 / 500万 /  0.4%
カリフォルニア:18309  / 492 / 4000万 / 0.05%
ニューヨーク :170512 / 7844 / 2000万 / 0.9%

ニューヨークの桁数が一つ違いますね。そしてルイジアナが人口に対して罹患者数が多すぎますね。なんとこの時期にニューオリンズであの有名なマルディグラが開かれていたんですね。女性に「胸を見せて」と言うと本当に見せる女性が続出するという「あのお祭り」です。2月下旬まで「濃厚接触祭り」をやっていたとなると、これは感染爆発も必至ですね。同じ南部のミシシッピやアラバマも人口400万から500万人でルイジアナと同じなのに罹患者が3000人くらいしかいませんから、マルディグラが感染爆発の主原因と思っていいのだと思います。

ただ、だとしても、なんで黒人に罹患者がここまで偏るのか。その理由は恐らく、いや、もうデータが示すように、そして多くの学者が既に一致しているように、彼らの職業、衛生観念、健康状態に、大きな意味ではそういう状態を生み出した貧富の差に起因しているようです。

まず黒人は基本ホワイトカラーが少ない。必然、在宅で仕事は成立しません。よって単純に人との接触機会が増えます。こういう人の家があるコミュニティーは、同じような収入の人や人種が構成します。よって、人との単純接触数の多い黒人同士が、職場だけでなく家の周囲でも更に接触する機会を持ってしまうのです。ただでさえマルディグラでの隠れキャリアが多い中、黒人は仕事柄人に多く接触するのですから、人との接触を減らせる仕事に就いている白人よりウイルスをキャッチする確率が相対的に上がるはずです。

ちなみに、カリフォルニアでは運転手やスーパーのキャッシャーなど在宅できない典型的な仕事についても人種的な偏りはさほど感じないです。トレーダージョーズなんて、うちの周囲にある3店舗を見てもその従業員の9割がたが白人ですし。ただし、造園作業はヒスパニックの方々の独壇場です。

さて、黒人の方々の食生活は、残念ながら白人に比べ概して質が悪いです。安くて質が悪いものを大量に食べますので肥満します。その肥満の仕方も尋常ならざる方々が少なくありません。低賃金のために質の悪いものしか買えないのだ、ということはあるのでしょうが、食べる量のコントロールは年収とは関係なく出来ます。でも彼らの多くはそれをしない。よってどんどん太り、高血圧になり、糖尿になり、心臓を痛めつける。

また、医者にかかれるかどうかも問題です。黒人の方々で、無保険者がどれだけいるのかわかりませんが白人よりは確実に多いです。また、アメリカは会社によって社員に提供する保険のレベルが全然違ってきます。かかれる医者も変わってきます。なので、会社の保険を使える人でも、自己負担分がやたらに多い場合などは、なかなか医者に行く気にはならないでしょう。

人と接触することが多い黒人はコロナに接触する確率も高い。その上基礎疾患もあって免疫力が弱いからコロナを初期段階で叩けないし重篤化しやすい。そんな折、濃厚接触をすることと同義と言えるほどの乱痴気騒ぎが行われるマルディグラが2月下旬まで開催されていた。そして、健康保険がないかそのレベルが低いため医者に行ける人も少ないし医療体制も間に合っていなかった。ルイジアナの黒人を主とする感染爆発はこんな感じで起きたのだろうと思います。

日本にいる皆さんはアメリカの惨状から学べることが非常に多いです。中でも、「人と接触するほどに感染リスクが高まる」ということは嫌というほどアメリカが事例を提供しました。行政は頼りないでしょうけれど、ならば自分の命は自分を守りましょう。

南カリフォルニアの新型肺炎の状況(6)

カリフォルニア州知事が昨晩(アメリカ時間3月19日)「自宅待機命令/外出禁止令」を出した。お酒を飲んでいた僕は夜9時に日本のYahooの報道で気づき、その後州やカウンティーのホームページにアクセスし、内容を確かめた。

確かに外出禁止令といえば外出禁止令だが、その日本語が醸すイメージほど強いものではない。禁止されたのは「必要なく集団で集まること」(集団で集まるって変か)だけれど、実際には、住民はいくらでも外出はできるし、散歩もできるし、チャリンコに乗って遊んでる子供も山ほどいるのだ。

でも、集団になることが禁じられている中、具体的に「禁止行為」と明示されたのが飲食店やその他緊急時に必要性の乏しい業種が店舗に客を招き入れて営業することだ。だから、飲食店や一般小売店の打撃は確かに計り知れない。

昨日、行きつけの日本食レストランに行ってみたが、持ち帰り用の弁当などの販売は行っていた。ここの店のおいしい寿司をカウンターに座って食べられないことは本当に悲しかったが、そもそもこの店が今後どこまで経済的に耐えられるのか、それさえわからないし、大好きな店なのでちょっと想像したくない。

大勢のパートやアルバイトの人たちは「休み」となっていた。この人たちが一定の資格に合致しないと、州の失業保険の受給資格を得られないことになる。勿論もともとビザなく違法に労働している人などはもうどうしようもない(これはこの日本食レストランのことを言っているのではないので念のため)。

なんにせよ、アメリカは経済より新型コロナウイルスの蔓延阻止に舵を切った。その割に外出は自由だが、とにかくアメリカはそんな感じだ。さて、休憩終了。仕事に戻ろう。

南カリフォルニアの新型肺炎の状況(5)

在宅勤務2日目。今は休憩中である。
人間完ぺきではないので間違うこともあると思うが、
昨日我々を震撼させた「集合禁止令」の通達は朝起きたら撤回されていた。
これは結構な不手際だわな。。。

昨日の通達は、どう考えても「会社に行ってはならない」と読める文章だった。
だが、今日の朝確認した新たな通達では、「わかりにくかったかもしれないが、
あくまでも飲食店などが店に集客する行為を禁止するというものであり、
Lockoutするものではない」などと書かれていた。

もう何を言いたいのか要領を得ない。というか何も鵜呑みにできない。
そこで、当局に電話した。問い合わせが殺到していたようで1時間30分つながらなかった。

ようやく出た担当者に、「会社に行っていいのか悪いのかどっち?」と単刀直入に聞いた。
「行っていい」が答えだった。ずっと同じ質問に答えており、疲れているようだった。

一方、俺が「繰り返し聞いて悪いんだけど、会社に行っていいんだね?」と聞くと
「いや、悪くないよ。昨日の文章は『会社に行けない』って誰もが解釈してるんだし。
レストランとかの店舗営業ができなくなるけど、会社には行って大丈夫です」と答えた。

人事の俺は当然今回の件に忙殺されている。
なのでここにきてのこういうミスはちょっと勘弁してほしかった。
それではまた。

カリフォルニアの住宅事情 ‐ 4畳半があったなら

サンフランシスコはもとより他のカリフォルニアの主要地域と比較してみても、あるいは世界の大都市の比較してみても、実は東京は相当暮らしやすいということがわかります。

野菜や果物など確かに高いですし一平米当たりの家賃も安くはありませんが、東京なら風呂のないアパートは
2万円台だってあるし、風呂付でも4畳半なら4万円台からありますよね。アメリカにはそういう選択肢がないんですよ。4畳半に住むという発想自体がないから。

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2016年当時、売手側が「盛り付け」した現在の我が家のリビング。ローン残りあと27年。。。

アメリカで最も狭いフロアプランは「Studio」と言うようです。基本トイレも風呂も台所も全部含まれている仕切りの一切ない部屋のことで、日本の「押入れがない、またはごく小さな収納しかついていない一間だけのアパート」のイメージに最も近いものです。


単身で住む場合ならStudioで十分ですが、では一体何平米からStudioはスタートするのか。調べてみるとオレンジカウンティ界隈では大体190平方フィート後半から200平方フィートくらいからでした。平米で言うと18.6㎡であり、畳でいうと11.5畳となります。最小で11.5畳か。やはり広すぎません?


11.5畳のStudio、サンフランシスコだと大体18万円くらいからでしたので、面積半分なら9万円で済みます。4.5畳で計算すれば7万円くらいになります。これならなんとかなりますね。

ところがアメリカでは4.5畳の単位でアパートを作るという概念がない。でも「18万なんて払えない」という人も勿論大勢いますから、例えば3部屋ある家を3人で借りるといった「ルームシェア」が行われます。

これだと34万円の家賃を3人で分担できますので、Studio18万円払えなくともサンフランシスコで生きていけます。まあ僕はサンフランシスコもシェアすることも両方嫌ですが。


「え?3LDKになったら2LDKより高いんじゃないの?」と思われた方、実はそうでもないのです。アメリカは(いや、日本でも)、同じ地域の同じ外部環境なら、通常は部屋数ではなく広さが家賃の基準になるので、同じ家賃で2LDK3LDKも普通に存在し得るのです。


ちなみにOCですが、全域検索の結果、300平方フィート(28㎡≒17畳)のStudioで家賃13万円というのが最安値でありました。でも、エアコンもなく、洗濯機置き場もありませんでした(ちなみに、大家に黙って壁に穴をあけることは無理なので 大家に告げても無理だけど - 独自にエアコンを設置したくてもそれはできません)。


選択肢が豊富となる賃料帯は15万円くらいからで、平均的な広さは500平方フィート(46㎡≒28畳)くらいのようです。こうした「安いところ」にほぼ共通する特徴は、洗濯機が置けるスペースが部屋の中になく、その代わりに敷地内にコインランドリーがあるというものです。また、駐車スペースは青空駐車場となっているか、そもそも駐車場がないため路上駐車しかできないところもあります。


こうしたアパートがもし4.5畳単位で造られていたなら、賃料は24千円で済む計算になります。多少不便でも汚くても、安く済む選択肢があればいいのにと本当に思いますが現実にはないので、これからアメリカに来る皆さんは、賃料相場や希望する地域の治安などを事前によく調査することをお勧めします。


治安は犯罪マップなどでもわかりますが、Google Earthでその住所周辺を見てみるだけでも雰囲気がわかりますよ。だいぶ前に書いたエントリーで述べたように、花や芝生がよく整備された街は治安がよく、そうでないところは治安が悪い。この法則はほぼ鉄板です。

カリフォルニアの住宅事情‐サンフランシスコという狂気

前回で終了したアメリカ東南部の旅行記の後は、その地域の様々な意味での特性などに関する考察を載せる予定でしたが、ちょっと違う話から書いてみたいと思います。


 ***

タバコの価格の話を取り上げた際、「サンフランシスコで4人家族が普通に暮らすには、世帯年収1千万円ではもう無理だそうです」と書きましたが、もう「無理」とかそういう次元じゃないみたいですよ。BBC20187月のネットニュースで、既にこんなことが書かれてました。

 

“サンフランシスコとその近くのSan Mateo郡とMarin郡では、4人家族の世帯年収が117,400ドル(約1300万円)が「低所得」とみなされ、73,300ドル(約800万円)では「非常に低い所得」とみなされる。この数値はアメリカで最高となっている”


は?1300万円が低所得?800万円で「非常に低い」って何?そんなバカな話、あります?これがあるんです。家賃が高すぎて話にならないわけです。
 

サンフランシスコの高賃料は、6桁(10万ドル≒1070万円以上)の収入を得ている家族を「低所得」と規定する状況に至っている。2ベッドルームアパートの同市での適正市場賃料は、1ヶ月あたり3,121ドル(≒33.5万円)で、2008年の1,592ドルのほぼ2倍になっている。一方、オハイオ州シンシナティでは845ドル(9万円)だ。 この住宅価格の差(270%)は、家族の平均収入の差(50%)よりはるかに大きい。(同ウェブサイト記事より)

 

というわけで、カリフォルニア、就中サンフランシスコエリアでは人々の賃金は高騰しているのですが、それ以上に賃料や住宅購入価格が上がってしまっており、それを主要な原因として「4人家族の世帯年収が117,400ドル(約1260万円)が低所得とみなされ、73,300ドル(約790万円)では非常に低い所得とみなされる」という状況に至ったというわけです。

 

なんだかピンと来ませんので、世帯年収をわかりやすく1300万円とし、扶養家族2名で税金社会保険関係控除率が大体25%くらい(本当はもっと取られるかも。401Kとかで源泉されるお金とか含めてないし)としてシミュレーションしてみましょう。額はすべて年間の額とします。

 可処分所得:975万円(1300万×75%)

家賃

400万(34万円×12

食費

60万円(三食全て家で作ったとして月に5万円×12

車関連

96万円(普通のセダンをリースすると毎月2万円。燃料代も2万。旦那さんと奥さんで1台ずつ必要なので毎月8万×12か月)

水道光熱

48万円(上下水道が月7500円、電気7500円、ガス5千円)

通信費

36万円(テレビ&ネットが月1万円、スマホ4台で月2万円)


ここまでで640万円が使われた。残金は335万円。


これに加え、消耗品費、被服費、医療費 - 仮に健康保険は全額会社負担、支払うのは通院した場合の自己負担分のみとしてもなお - などは、いくら払いたくないと言っても払わざるを得ないだろう。これらを合計30万でやりくりすると(恐らくこの見積もりは甘すぎると思うが)、残金は305万円(学費は高校まで公立ならただ)。

車の保険は年費用を一括で支払うが、カリフォルニアで何かあったときに入っているべき保険の内容を考えると、ミニマムでも15万円(但し2台カバー)はかかると考えるので、残金は290万円。


勿論まだ生命保険代は入れてないし、遊興費も入れていないし、車、テレビ、パソコン、家具などの買い替えや修理費用も含めていない。アメリカ人が大好きなペット(基本犬)の食費や健康維持費も入れていない。車のリース時は大体普通のセダンで20万は払うことになる。

1300万円の年収なのに、確かにきつい。やっぱり家賃の400万が尋常じゃない。


それじゃぁ年収800万円だったらどうなるんでしょう。

税と社会保険関係の控除が20%として可処分所得は640万円。あれ?これだと上の家賃から通信費までの支出合計だけで640万円だから、もうこれ以上の支払いは無理。破綻だ。なんてことだ。

カリフォルニアに住みたい方々、サンフランシスコ界隈の住宅事情(値段)は最悪のようです。南カリフォルニアならまだなんとかなります。次回はそのあたりを書いてみましょう。

カリフォルニアの凶暴な花粉症アレルゲン

南カリフォルニアは11月から2月、3月くらいまで雨季だと言われていますが、僕が日本から越してきた2012年秋から2016年秋まで、本当にやばいほどの雨不足だったんです。2013年夏ごろから、芝生に水をやることを制限する条例を出す自治体も多数に上り始め、そもそも芝生から(水があまり要らない)他の植物に植え替える自治体さえあったのです。下の水不足マップを見れば、その深刻さがわかるでしょう。

2015日照りマップ画像

OCは南西部(海側)にあります。酷い日照り地域に入っています


ところが2016年の12月に様相が一変しました。時に洪水を起こすような豪雨も数回含め、とんでもない雨量をもたらした雨季らしい天候が翌年の3月初旬くらいまで続いたのです。そ
の結果、雨季終了後の春はどんな春になったかといえば、草花が咲き乱れる美しい春になりました。そんな春を体験するのは渡米後初めてのことでした。


2017年から2018年の雨季はまたしょぼい雨季になりましたが、20182019のシーズンは、これまでの最高(最悪)と言えるほどの雨季になり、またもや大量の草花が咲き乱れ、しかもなかなか枯れない春となりました。というか、今でもそういう状態なんです。


春先、ローカルニュースは何度もこの大雨が生み出した現象を取り上げていました。例えば、カリフォルニアの南東部側にあるレイクエリシノア(Lake Elisinore)という町を囲む山の斜面に大量のケシが咲き乱れ、これを見物する人のおかげで渋滞が起きたというニュース。

僕は何度もこのレイクエリシノアという町に行っていますが、春先にケシが咲いている風景など記憶にありませんでした。そしてそのニュースを聞いて慌てて訪問してみましたが、確かに山肌が一面ケシで覆われていました。

USA-Today_LAKE-E-POPPY
USA Todayの記事より

この大雨で2012年以降初めてカリフォルニアの全域で水不足が解消されたという喜ばしいニュースもあれば、花粉が例年になく大量に舞うことになり、人々がアレルギー症状に苦しんでいるというニュースもありました。


その最大の犠牲者が僕であることは間違いない。

そう確信したのはアメリカ東南部の旅行を終えた直後の54日でした。

 ***


禁煙関連のエントリー中に書いたように、今年になってから僕の健康状態は最悪でした。咳、鼻の奥の不快感、微熱、寒気(さむけ)、筋肉痛のような風邪様の症状が1週間単位でぶり返し続け、加えて経年劣化した歯(クラウンやインレー)の放置とストレスを原因とした顎関節症が2月中旬に発症(1か月継続)。4月上旬には38.6度の熱が出た本物の風邪で3日間寝込みました。


この大風邪を引いたとき、僕は上述したアメリカ東南部の旅行に427日から54日まで妻と共に行ってくることを計画しており、実際飛行機の予約を終えたばかりでした。これはまずいと思い、健康を取り戻すことに注力しようとしました。


顎関節症は歯の治療で治り、「本物の風邪」も1週間ほどで治ったと自覚できましたが、旅行に出かける426日を迎えても、風邪様の症状は残っていました。ところが何とか体調を70%くらいまで上げて東海岸に旅行に行ってみると、それ以降カリフォルニアに戻るまでの間風邪様の症状は一切出ませんでした。


54日夜、アトランタから自宅に戻ってきた僕は、鼻の奥に変な感じを覚え、同時に咳が出始めたことに気づきました。東南部ではおさまっていた症状がOCで復活したことに気づいた瞬間でした。


 ***


僕は日本にいたころから、低気圧と寒暖差により風邪のような症状を主訴として体調を壊していた自覚がありました。アメリカに来てから数年の間も、体調不良は多くの場合低気圧と寒暖の差の影響だということが自覚できていました。しかし、2016年にサラリーマンになって以降、その不調ぶりは一段次元が変わりました。重く、長く、容易にぶり返すのです。

 

僕は長い間、「自分の理想に反してサラリーマンになったこと」や「自分のネガティブな思考がサラリーマン環境下で助長されてきたこと」により「自律神経系などが不調になっていること」が原因だと考えてきました。なので、昨年末に人生初めて「くしゃみ10連発」をしたときは、僕の健康レベルが低値安定しているところに寒さ(寒暖の差)や天気の悪さが重なったためこんなアレルギー症状が出たんだろうと考えました。

ですが、年が明けてから典型的な風邪のような症状が4か月も断続的に続き、しかも症状はさらに増悪しました。継続期間が普通じゃない。しかも増悪している。なんでだ。

自問した結果、ちょっと信じられない業務上の事案(事件)が1月から毎月連続して起きており、その間過去最高の繁忙レベルだったのでさらに基礎体力や抵抗力が落ちたのだろう、と思っていました。

が、東海岸に旅行に行っている最中はそれらの症状がぴたりとおさまっていたのでした。
こうした事実から、私の不調は場所に起因し、かつそれは2016年以前には僕の身の回りになかったもの、即ち特定の花の花粉のせいだとほぼ断言できるのです。

 ***

その花粉をまき散らしている花は、この春大量に咲いていつまでも枯れない花。その名をブラックマスタードと言います。この花の名前をなんとか特定し色々調べてみたところ、情報が少ない花ではあったのですがアレルギーを引き起こす
「狂暴度」が高いことはしっかり確認できました。


2017年春。この花が咲き乱れるところを写真に撮って、このブログに載せていました。この花の名前を知らなかった僕は、「アメリカ版の菜の花」と勝手に命名していました。美しい風景だと思いながら。


IMG_0677
2017年の春の様子

今年は2月下旬ころ咲きだし、3月下旬にピークを迎えましたが、それ以降もまだまだ咲いていることに感心していたのです。ある集団が枯れても違う集団が咲き出すことを喜んでいたのです。ずっと美しい光景を作ってくれるこの黄色い花を愛でていたのです。


IMG_5368
今年3月のブラックマスタード。この時点で隆盛を誇りつついまだ栄えているという。

それが、私の健康を著しく損ねる花粉を長期間まき散らしていたとは。いや未だに、6月中旬を迎えるのにまだまき散らしているとは(ゾンビか!)。実は外来種だったブラックマスタード。カリフォルニアのネイティブの花を存続危機に陥れるほど爆発的に咲いています。そうしたことを知ってから、この花の憎らしさは筆舌に尽くしがたいです。

カリフォルニアは基本的に乾燥した砂漠地帯ですが、花粉症に悩む人は非常に多いのです。住む予定の方、事前に対策を。

Occasional Smoker(非常習的喫煙者)からNon-smokerへ

まだタバコの話し続けるの?とお嘆きのあなた。これで終わりです。

 

前回は禁煙のことを偉そうに書きましたが、僕は手術から1年経過して以降は「Occasional Smoker(非常習的喫煙者)」だったんです。

 

ある日、友人にもらってタバコを吸ったんです。もう「痰が絡むこと」も怖くなかったから。喫煙をやめたいと思っていたわけではなかったのに脅されて(?)止めることになったのが少し癪だったから。でもまあ、家に帰ってまで吸えないし、吸いたいわけでもないのでそれで終了しました。

 

その後、渋谷かどこかで友達を待っていた時、暇をつぶそうとして自分で買って吸ってみました。普通に「うまい」と思いました。でもやっぱり家で吸えないし休日は妻と一緒で吸えないし、そもそも常習したいモチベーションもないからそれっきり。

 

ただし残ったタバコもライターも、またいつか吸えるタイミングで吸おうと考えたので捨てませんでした。そしたら、普通にタバコがなくなったら買うようになり、そんな感じで僕は俗にいう「Occasional Smoker(時折タバコを吸う人)」になったんです。

occasional smoking
 Occasional Smokerでヒットした画像。アメリカにはOSがかなり多いと思う。

この定義は「旅に行くと吸う(ラスベガスなんかに行くとそういう人が山ほどいます)、週末だけ吸う、逆に平日だけ45本程度吸う」といった喫煙者です。僕の場合、友人と週末に飲みに行ったりすると吸う感じでした。「普段酒は飲まないけど、飲み会に参加した時くらいは飲む」っていう人と一緒です。

 

201210月の渡米後数年はアメリカの地では一切タバコは吸わず、たまに日本に帰っているときに吸うくらいでしたが、2016年にサラリーマンになってからはアメリカでも吸い始めました。日本の時とは逆で、週末ではなく平日に、一日4本吸う感じです。ちなみに、僕の吸っていたタバコは1箱税込みで6.73ドルでした。今の相場で約750円ですね。1本あたり37.5円、14本で約150円、言うまでもなく1週間で750円、月額で約3000円を使っていました。

 

きっかけは、ストレスを感じている状態から脱する方法として、休憩時にタバコを吸うのは効果的なんじゃないか、と思ったことでした。頭を切り替えたりするためにコーヒーブレイクを取ることがありますよね。それよりもタバコのほうがいいんじゃないかと思ったんです。僕にとって「サラリーマンとして生きること」は本当に折り合いをつけるのが難しいことだったので、この一時逃避の時間を充実させることは本当に重要だったんです。

 

じゃあもう常習状態じゃないかって?いいえ、僕がタバコに求めていたのは「ニコチンがもたらす快感」ではなく、現実逃避できる効果的な「シチュエーション」です。これがOccasional Smokerたる所以なわけです。自宅にいたり週末の休みのときは「タバコを吸うシチュエーション」じゃないから吸わないんです。

 

だったらタバコじゃなくてもいいんじゃない?と言う方。それはそうなんですが、「紫煙をくゆらす」という方法によって「3分だけ頭を空にする」ことは僕には可能でしたが、ガムやキャンディーやコーヒーでは切り替えがうまくいかなかったんです。だからタバコを吸ってみたし、それがうまくいったのでタバコを手段にした。そういうことなんです。

 

いいえ、常習してませんてばw 自分から喫煙や禁煙の話題を持ち出した挙句嘘ついても意味ないでしょ。これまでだってずっと「吸った」「吸っていた」という風に過去形で書いてきたでしょ?実際僕はもうOccasional Smokerですらないんですから。

 

僕が脳の初期化のために平日一日4本のタバコを吸っていたのは425日までのことです。それ以降1本も口にしてはいませんよ。何故って、僕にとって大事だったはずの「現実逃避できるシチュエーション」が、僕の中ではもう無用なものになったからです。「14本でもやっぱ健康に悪いじゃん」というデメリットへの自覚が、「休憩中にタバコを吸って頭を空っぽにするメリット」に勝ったからです。

 

きっかけは今年の年初から4月までの自分の健康状態が普通じゃなかったからです。風邪のような症状が12週間おきにぶり返し続けた上、4月中旬に本物の風邪を引き、38.6度まで熱が出ました。こんな高熱、23歳のインフルの時以来でした。喫煙との因果関係はゼロですが、この間顎関節症になったりもしました。

 

426日から有休をとって妻と旅行をしようとしていた僕は、そうした大事な楽しみが自ら招いた不健康さによって奪われることのバカバカしさを自分事としてとらえ、「タバコ(シチュエーション)のメリットなんか要らない」と心底思いました。

 

自分が最高の価値を置く楽しみと仕事中の現実逃避のためのタバコ。優先する方がどっちなのかは自明でした。そこで、425日をもってタバコを吸うのを止めたのです。なお、Occasional Smokerですから禁断症状はありません。もしあったら、それはその定義からずれています。

 

というわけで、前回のエントリーと同じようなことを言いますが、タバコは止められます。そのデメリットが自覚できたならいつでも。たかが2週間の禁断症状の辛さなんて、その後の人生を健康に送れる可能性を引きあげられることのメリットを考えたら屁でもないはずです。

 

なのに、理屈ではわかっていても禁煙できないということは、離脱症状に容易に負けるだけの自覚しかないってことです。肺癌の画像を何回見せられたところで他人事のうちは他人事です。「あなたの自覚」はあなた自身が形成するしかないのです。

 

そうそう、結果的に僕の風邪のような症状は恐らく花粉症だとわかりました。東南部への旅行に行っている間、「いつもの不快症状」が全く出なかったのに、カリフォルニアに戻ったらすぐに復活したことで確信したんです。東南部には存在しなかったけれど、今年カリフォルニアで大量に、かつ長期に咲いている花が存在します。次回はそいつの正体を晒しましょう(まだアメリカ東南部の話に行かないという…)。

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