僕は幼少のみぎりからアメリカの音楽と映画が大好きだ(音楽だけに限ったらイギリスのモノも好きだ)。日本の音楽は正直スピッツまでで追いかけるのをやめていて、アニメは「一休さん」まで、邦画はお金を払って観たことがない。マンガは10代はジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンを読んでいたが、二十歳からは「近代麻雀」しか読まず、40歳になってからはYoutubeで好きな洋楽をライブ映像(恐らく違法にアップされたモノを含む)で見るのが最高かつ唯一の楽しみだった。
しかしここ何年も、アメリカに行くと「日本人?じゃあさ××知ってるよね?」とやたらと日本アニメや漫画の話を聞かされるようになった。2007年くらいまでは「ハイテク日本」ということで関心を持たれていることが伺い知れたが、2009年にははっきりアニメ・マンガへの関心が強くなっていることを複数の人から話を聞くことでわかるようになった。
「一休さん」で終わっている僕は「スラムダンク」も「ワンピース」も何も知らなかったが、アメリカ人をここまで魅了する日本のポップカルチャーを知らないのは少しまずいな、と思った。
そこで、なのかどうなのかわからないが、2011年、例によって年一回のアメリカ旅行のとき、僕は機内で初めて邦画を観てみた。それは「デスノート」の実写版だったが、思いのほか面白くて吃驚したことを今でも覚えている。以降飛行機に乗った全機会において洋画より邦画を観るようになり、しかもほぼ例外なく面白いと思った。
オダギリ・ジョー主演の「転々」、阿部サダヲ主演の「謝罪の王様」も面白かった。吉高由里子などはANAの機内で上映された「ロボジー」と「横道世之介」でその存在を初めて知ったほどだ。ちなみに、僕にとってのナンバーワンは今のところ「荒川アンダーザブリッジ」(以下AUTB)だ。
アメリカ移住後(恐らく違法にアップされた)Youtubeでアニメ版AUTB、「デスノート」、「銀魂」などを観、ファンになった。AUTBのオープニングテーマは楽曲としても高度かつ見事で、様々な意味でアメリカのアニメとは完全に一線を画していた。
と、なんだか偉そうに作品やテーマソングのうんちくを垂れられる程度には、僕も日本のアニメや漫画の人気をようやく実感として了解出来るようになったし、移住後はかなり<対等に>アメリカの人々とその話題で盛り上がれるようになった。しかし、そもそもなんでこんなに日本のアニメや漫画が受けるのかがわからなかった。次回はその辺りを書きたいと思う。
しかしここ何年も、アメリカに行くと「日本人?じゃあさ××知ってるよね?」とやたらと日本アニメや漫画の話を聞かされるようになった。2007年くらいまでは「ハイテク日本」ということで関心を持たれていることが伺い知れたが、2009年にははっきりアニメ・マンガへの関心が強くなっていることを複数の人から話を聞くことでわかるようになった。
「一休さん」で終わっている僕は「スラムダンク」も「ワンピース」も何も知らなかったが、アメリカ人をここまで魅了する日本のポップカルチャーを知らないのは少しまずいな、と思った。
そこで、なのかどうなのかわからないが、2011年、例によって年一回のアメリカ旅行のとき、僕は機内で初めて邦画を観てみた。それは「デスノート」の実写版だったが、思いのほか面白くて吃驚したことを今でも覚えている。以降飛行機に乗った全機会において洋画より邦画を観るようになり、しかもほぼ例外なく面白いと思った。
オダギリ・ジョー主演の「転々」、阿部サダヲ主演の「謝罪の王様」も面白かった。吉高由里子などはANAの機内で上映された「ロボジー」と「横道世之介」でその存在を初めて知ったほどだ。ちなみに、僕にとってのナンバーワンは今のところ「荒川アンダーザブリッジ」(以下AUTB)だ。
アメリカ移住後(恐らく違法にアップされた)Youtubeでアニメ版AUTB、「デスノート」、「銀魂」などを観、ファンになった。AUTBのオープニングテーマは楽曲としても高度かつ見事で、様々な意味でアメリカのアニメとは完全に一線を画していた。
と、なんだか偉そうに作品やテーマソングのうんちくを垂れられる程度には、僕も日本のアニメや漫画の人気をようやく実感として了解出来るようになったし、移住後はかなり<対等に>アメリカの人々とその話題で盛り上がれるようになった。しかし、そもそもなんでこんなに日本のアニメや漫画が受けるのかがわからなかった。次回はその辺りを書きたいと思う。